App Builder - 概要

    App Builder は、Angular、Blazor、React、Web Components 向けのプロフェッショナルなコンポーネントを使用して、本番対応の Web アプリケーションを迅速に構築できる Web ベースのデザインからコード作成へのプラットフォームです。デザイン システム対応、ピクセルパーフェクトなレイアウト、リアルタイム プレビューなどが標準搭載されており、無駄な引き継ぎ作業を省き、デザインから直接高品質な開発用コードを生成できます。インストールや重たい IDE、外部依存は不要です。

    あらかじめ作成されたテンプレートやレイアウトプリセットを使用してアプリを開始し、ニーズに合わせてデザイン、テーマ、ブランドをすばやくカスタマイズできます。画面をゼロからデザインする場合も、既存テンプレートを編集する場合も、App Builder を使えばコンセプトからライブコードへの変換が数分で完了し、お好みの開発環境ですぐに拡張・配置が可能です。

    Note

    サポートされているブラウザーは、Chrome、Edge (Chromium)、Firefox、Safari MacOS、および Mobile Safari です。IE11 はサポートされていません。

    App Builder ライフサイクルの概要

    ステージ 概要
    1.デザインの基盤構築 デザイン システム (Indigo.Design など) を使用して開始します。Figma UI キットとアダプターでデザインと開発を接続します。
    2.ビジュアル アプリ作成 App Builder 上でドラッグ&ドロップ操作します。レイアウト作成、REST API バインド、Reveal ダッシュボード、Slingshot タスク連携など。
    3.共通アプリ モデル デザイン・ロジック・データバインディングが共通アプリモデルに変換されます。
    4.フレームワーク固有のコード生成 このモデルを元に、Angular、React、Web Components、Blazor 向けのコードを自動生成できます。
    5.ワンクリック配置 コードを GitHub にエクスポートするか、Azure に即座に配置します。

    なぜ重要なのか?

    • デザインからコード作成への一貫性: Figma からの手作業での変換は不要です。デザインの忠実性を維持し、再作業を削減します。
    • ローコード スピード、フルコード制御: 拡張、監査、または完全に所有できる本番品質のコードを取得します。
    • 再利用可能なアーキテクチャ: 共通のアプリ モデルで構築し、複数フレームワークへの出力が可能。
    • エンタープライズ対応: リアルデータ接続、ダッシュボード統合、ワークフロー拡張に対応。

    利用対象者

    • プロトタイピングや本番開発を迅速化したい開発者。
    • 本番対応 UI を引き渡したいデザイナー。
    • スケーラブルで一貫したフロントエンド構成を求めるチーム リーダーや CTO。
    • 社内ツールやダッシュボード、顧客向けアプリを構築するクロスファンクショナル チーム。

    主なメリットと影響

    メリット 影響
    Figma からコード作成への一貫したワークフロー フロントエンド開発時間を最大 30〜50% 削減
    1つの共通アプリ モデル チームやツール間での一貫性を維持
    ライブ統合とデータ サポート 現実世界で使用できる実用的なアプリを構築可能
    柔軟な出力フォーマット Angular、React、Web Components、Blazor に対応し、技術スタックを将来対応化
    ワンクリック配置オプション DevOps の複雑さを軽減し、リリースまでの時間を短縮

    使用事例

    • 社内ダッシュボードや管理ツール
    • 動的データを含むクライアント ポータル
    • 実用的な MVP やプロトタイプ
    • デザイン システムに基づくアプリケーション

    試してみましょう

    Figma ファイルから開始し、REST API に接続して、10 分以内に完全に機能する Angular または React アプリを生成してみましょう。

    その他のリソース